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ラフターに思う

ラフターに思う

 現在、50tラフタークレーンは、どのメーカーも販売していない。車両総重量の関係で、4軸8輪になり、60tラフター とか70tとか75tに変わった。吊上能力もアップしているが、当然、価格もかなりアップした。また更なる問題は50tラフターと比較して車体が大きく なったことだ。
世の中、テレビも携帯電話もウォークマンも車のエンジンだって、どんどん小さく、薄く、軽く、コンパクトになりながら、高性能に進化しているのに、ラフターは逆にどんどん大きくなっていき、高性能さはそれほど感じない。
現場の方も、これまで通り50tラフターで出来る設計なので、販売終了したからと言って60tラフターを依頼したりはしない。高い買い物をする割には、 その恩恵にあずかれそうなのは月に数回か・・・・・。せっかく吊上能力の大きい60tをサービスで現場へ出しても、現場では「大きいのが来ると現場が狭く なるから」といい返事をされないこともある。
25tラフターでは性能が足りないと、次は60tラフターというのでは、機種に開きがあり過ぎる。
そのような声に反映してか、来年3軸6輪の50tラフタークレーンが販売されるようだ。http://www.tadano.co.jp/products/crane/rc/pdf/GR500N2_leaflet_141030.pdf
「お~ようやく出るのか~待ってたよ!」と喜びたいところだが、まだ詳細はわからないけれど、ブームの長さがこれまでの50tラフターよりも4.2m位短いみたいだ。
これまた後出しジャンケンで負けたような、何とも気持ちが盛り上がらない。お上と重力には逆らえないから、もう無理なのだろうか。そろそろ代替したいと思っていても、ますますGR500、TR500が宝物に見えてくる。

6tユニック車、ボディ製作

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