後出しジャンケン
後出しジャンケン
「なに~こんなにするの・・・・・・」
昨年の秋頃、ディラーから数年ぶりに4tウイングのパワーゲート付の見積をとったら950万と書かれていた。10年前は600万位だったと思う。
10年前と比較して物価は下落していると多くの国民は感じている。しかしトラックの車両販売価格は反対にじわじわと上がり続け、車種にもよるが30~50%アップしている。
平成13年の4tウイングも80万キロを超え、スプリングが折れたり、オイル漏れがあったりと、いくら民間車検工場があるとはいえ、修理代もかさむよう になり、毎日そのトラックで走るドライバーにも余計な苦労を掛けてしまう。結果的にお客様にもご迷惑をお掛けすることになりかねない。そこで新車を導入し た。
新年度の4月に納車をしようとしていたが、2月26日の補正予算成立で急に助成金がでることが決まり、前倒しで3月納車に変更した。この助成金、3月 29日までに新規登録された大型トラックが対象ということで、助成金の成立から1ヶ月程度しか申請期間がない。
最近のトラックの納期は3~6ヶ月。助成金を有効活用しようと新車を注文してもほとんど間に合わない。また、排ガス対応ではないトラックを廃車しなけれ ばならない。廃車になると解体業者の手間が増えるので、一般的なトラックを下取りに出すよりも、引き取り価格が激減する。丁度よく古くてダメそうなトラッ クがないと該当しない。
栃木県内で申請したのは15台位らしい。なんか後出しジャンケンみたいな助成金だ。新車価格が年々高騰する現況。もう少し余裕を持った助成金を期待するばかりだ・・・。
14t低床平ボディ総輪エアサス導入
クローラクレーン稼働中
2013年3月13日総合