東北発着の高速道路がトラックは無料になった。期間は８月末らしい。早速、東北方面のルートには往復使用している。これ により運転手の疲労もかなり軽減された。また、関西から西に行くには、遠回りでも白河ICから乗って北陸経由で行く仲間も現れた。一般道路を走らないと成 立しない業界相場。往復の高速費を払うと、ほとんど赤字だ。しかし今回の震災復興を後押しする政策で高速道路を多用できることは本当にありがたい。
この政策、乗用車にはない。いろいろな理由はあるのだろうが、トラックが無料で乗用車は有料と言うのは輸送効率だけ見るとそれなりに納得はできる。
トラックは１人の人間が１０ｔ以上も大量に物体を移動できる。一方、乗用車は人間が５人として、０．３ｔ位か。特に平日に高速を走る乗用車の乗車人数 は、１人～２人位が多いのではないのだろうか。単純に重量で比較するのは安易だが、１人の人間がたくさんの物体を動かせる方を無料にすれば、世の中の効率 化につながると思う。
人間だけの移動には、バス、鉄道、飛行機等の他の手段もあり、中長距離はその方が安全で効率的なことも多い。
この際、東北発着と限定せず、試しにトラックに限り、全国の高速を無料にして、どんな事が起こるのか見てみたい。「想定外」や「社会実験」には国民もすっかり慣れてきた。きっと大変革になるかも知れない。
本来はそれが民主党の政策だったのだろうけど・・・・・。

大型ユニック車の床板の張り替え作業中。暑いです・・・。