ユニック車 | 車引上げ | おまけ
ユニック車
今月は1台増車をしました。
これまで大型のクレーン付トラック(通称:大型ユニック車)は、山岳地域に行くことが多かったので、低速でも走りやすい「V8エンジン」を使っていました。 しかし、ここ数年はエンジンの進歩や燃費優先という事情もあり、「直6ターボエンジン」にしています。
今回の大型ユニック車も当然「直6ターボエンジン」です。 それと、サスペンションはエアサスペンション(通称:エアサス)です。
積荷への衝撃や振動を軽減するには、このエアサスの効果は絶大です。 積荷によっては荷締めする箇所を減らしても、荷崩れしません。
エアサスにするとサスペンションの取付位置の都合上、車高が少々低くなるのと、クレーン作業の時に踏ん張りが利かないことが難点です が、トータルで考えるとやはりエアサスの方が仕事しやすい。
これからもできる限り進化した車両を使いたいと思います。
車引上げ
いつも不思議なのですが、車の引上げを依頼されて現場に行くと、ほとんど真上に電線があります。
なぜか電線の無い方に車が横倒しになることがない。 道が狭いのは当然としても、わざわざ引き上げにくい方に落ちなくてもいいと思うのですが……。
そして今回も道が狭く、周りは田んぼで、上には電線。
「あーあ……フルコースだ」
たまには条件のいい引上げがしたいもんだけど、そんなところで落ちる人はいないか。
そして、鉄板を敷いて、クレーンをセットし、泥んこになってワイヤーを掛け、いざ引上げ。 緊迫する中、無事引き上がり、車も最小限の傷ですみました。
帰り道は、ミイラ取りがミイラにならないように、慎重に帰りました。
おまけ
いろいろな物が進化する時代の中で、なぜかこんな風景が癒されます。 特に意味はありませんが、おまけでした。
2007年7月12日運送部