三菱ふそうユーザーの気持ち
報道がかたよっていませんか? 三菱ふそうユーザーの気持ち
いす○自動車営業マンとの会話
私 「いす○は売れてるでしょう?」
営業 「そうでもないですよ」
私 「三菱の影響で意外と売れてるんじゃないの?」
営業 「三菱に乗っている人は、やっぱり三菱ですね」
私 「じゃあ、そういうことだよ」(注:当社はほとんど三菱!)
営業 「あっすみません」(注:しまった!と言う顔で)
私 「まぁ次回は見積頼むよ」
営業 「はい」(注:少し元気になって)
ということで、リコール隠しで世間を騒がせる中ではありますが、先月、三菱ふそうの新車が納車になりました。
当社は創業時から、親切な三菱ふそう担当者のお世話になり、ほとんど三菱ふそうのトラックを購入して仕事をしてきました。 このリコール問題では本当にガッカリさせられました。
しかし、多くの三菱トラックユーザーは他社の営業マンが言う通り、これだけ裏切られても、大半は三菱のトラックを買っているのではないでしょうか。 やはり部品の互換性、整備のし易さ、手慣れたスイッチ類、乗り易さ、ディラー関係者との長い付き合いといったことを考えると急に他メーカーには移行できません。
ただ、毎日のように報道される炎上やハブ、ミッション、はたまた再整備の話があると「今度はうちの番か」と余計な神経は使うので、やっぱり他社のトラックにしようかとも思います。
当社の三菱ふそう製トラックの実績としては、創業から40年以上経過しておりますがラッキーにもそのような報道されている故障は今のところありません。
毎回ニュースを見て不思議に思うのですが、他のメーカーはこのような故障が本当に少ないのでしょうか。 リコールを隠していたことは罪ですが、統計的に見て、故障が多いのは本当に三菱製のトラックなのでしょうか。 何となく報道がかたよっているような気がします。
おかげで運転手は、いろいろな客先に行くたびに、新車なのに「タイヤは大丈夫?」とか「積荷も一緒に燃えないよねぇ」といった話になってしまいます。
いずれにせよ、素早い対応で報道を沈静化させて、しっかり再整備をしていただき、三菱ふそうのユーザーが肩身の狭い思いをすることがないように、一日も早く、信用回復をしてもらいたいと願っております。
何と言っても、大型車1台、1500万円以上もするんですから。 中小零細の運輸業者は排ガス規制だけでもヘトヘトなのに、もうこれ以上トラックを入れ替えられませんよ。
それにしても日本で使えない古いトラックは、主に東南アジアへ輸出されて大活躍しているようですが、ハブやミッションは大丈夫なんでしょうか。
さて、突然ですがここで一句
「軍事力 ちょっとは車に 使おうね!」
ではまた来月。
2004年7月10日運送部