創業55周年 むかし話 その4
昭和40年に許可を得た「自動車分解整備事業」も自車両の修理や車検整備以外にも荷主や取引先、社員の知り合い等々からの依頼も増えていた。
そこで、平成10年に指定自動車整備事業の指定を受けて、民間車検工場の「大沢運送自動車修理工場」へと強化を図った。
またこの年、長距離輸送のサポートとなるように「第二種利用運送事業」の許可を得て、5tコンテナを主体とした鉄道貨物輸送も開始。
このモーダルシフト化は、長時間労働が問題化する現在の長距離輸送に有効な手段となってきた。
平成14年には100tオールテレーンクレーンを導入。険しい山岳地域やビルの少ない田舎町で稼働率に不安もあった。しかしその時の取引先の方から「1年使って動かなければ、同じ値段で買い取る」という大胆な提案をいただき、すぐに導入決定!4軸8輪の車体はコンパクトで、狭い都市部や過酷なダム現場でも大活躍!をした。
平成17年には重機部門をさらに強化し、県内初登場の100tクローラクレーンを導入。大規模な建て替え工事の栃木県庁の現場へデビュー。
その後、湯西川の橋梁や羽生市のショッピングセンター、柏市や久喜市の物流倉庫、鹿嶋市のプラント、川俣ダムでは台船に載せてフローチングクレーンに変更する等々、範囲を広げてフル稼働。
ほとんど会社に置いてあることはなかった。
また次の現場へ移動の度にトレーラーやトラックも活躍した。
次回その5へ続く
2017年11月7日総合