悩ましい50tラフターの代替
平成13年製造の50tラフタークレーン。数年前から代替を考えていたが、この機械と同等の価格や性能を持つ機種がメーカーから販売されていなかった。
製造中止になっていても50tラフターを使用する計画で進められる現場が実際に多く見られる。
製造中止になった後、60tラフターや70tラフター、75tラフター等が発売されているが、車体は大きくなり当然販売価格も高い。これまでの50tラフターの代替機というポジションには考えにくい。
昨年ようやくGR500Nという50tラフターが発売されたが、これまでの50tラフターよりもブームが4.2m短く、吊上げ荷重も少ない。その割には車体は大きく価格も割高。今さら性能が低下した50tラフターを新車で設備投資するなら古くても今までの方がいい。
そして最近発売されたのがSL500Rfという50tラフター。先日試乗にも行ってみた。これまでの50tラフターとの比較でも、車体は少し大きいがそれほど性能は変わらないようだ。アウトリガも自動で水平になり、外部表示の三色灯は一列のLEDでとても見やすい。
進化も感じられ、久しぶりに気になる機械を発見した。悩ましい50tR。
低床トレーラーとラフタークレーン【https://youtu.be/tF9p60ubgd4】
2016年8月31日重機部