東日本豪雨
9月10日の3時半頃。「通行止めで会社に行けません」と言う社員の電話で目が覚めた。数日、大雨が続いていたので「那須の水害の時みたいだし、今回は危ないかも知れない」とは予感していたが案の定・・・。
すぐに会社に向かうと、国道119号線が乗用車のタイヤ2/3くらい浸かる川になっていた。ミニストップの交差点には大型トラックが2台立ち往生。会社の周辺の道路も増水であちこち通行止。会社について調整池を見たら大きな調整池がジャブジャブあふれていた。普段は水が調整池から隣の川に流れているのだが、その川は増水していて逆に調整池に戻っているような感じもした。会社に後ろのゴルフ場からは茶色い土砂が流れてきていた。構内にどんどん貯まる雨水と土砂。
この辺りがこれほどと言うことは、日光や栗山もひどいだろうと思っていたら、川治から通勤している社員から「道路が崩落し避難中で会社に行けません」という連絡。山久保の社員も「土砂崩れで通行止。会社に行けません」という連絡が・・・。
朝になるにつれ、徐々に雨も弱まり水位が下がってきた。この水が下流に行くと、どうなるのだろうとぼんやりと考えていたら、鬼怒川決壊のニュース。50年に一度とはいうものの、雨水の力は想像を超えた。
24日に開通し、鬼怒川~川治~三依~塩原を車で通ってみると、各地で土砂崩れの跡が見られた。国道121号線は所々で片側の通行ができないところがあり、カーブを曲がると突然フェンスやカラーコーンで区切られていた。
これから官民共に災害復旧をやると思うが、元に戻るまでには大変な時間とお金がかかると思う。つくづく自然の力とはすさまじいと考えさせられた。
4.5坪の頑丈な保管庫が設置!【https://youtu.be/k6W0WJVX4Hs】
2015年9月30日総合