開通まで数カ月
開通まで数カ月
日光杉並木の根元で、オート三輪1台からスタートした大沢運送。昭和38年から出入口は日光杉並木の間でした。この日光杉並木街道は世界最長の並木道としてギネスブックにも登録されています。さらに全国で唯一の特別史跡及び特別天然記念物の二重指定も受けています。
そのようなことで、出入口が狭いからと言って、勝手に切ってしまうわけにもいかず、入れるサイズのトラックやトレーラー、クレーンを保有してきました。 トレーラーは低床トレーラーの16輪(中落ち約6m)、クレーンは220tオールテレーンクレーンまで、切り返しをしながら入っています。多分、このあた りが限度でしょう。
しかしこのバイパス工事で、これまでのサイズ以上の車両も入れるようになります。順調にいけば、今年の夏には開通する予定だと聞いています。 創業51年目、半世紀を超えて、新たなドアが開くような気持ちです。
この日光杉並木ですが、それなりに貴重な史跡で地域の宝かも知れませんが、これからの時期、大量の花粉が飛散し黄色い粉が積もり、花粉症の人はかなり苦 しみます。また台風等の強風時には倒木や太い枝が落下して被害もあります。そして市内に道路や歩道橋等を作る上でも、切れないために、利便性のいい場所に 道路や交差点等を広げることができません。これからますます、この並木を維持管理するためにお金が必要になることでしょう。
2013年2月13日総合