当社の作業現場の多くは日光地区。この地域は山岳地域で現場に行くまでにアップダウンの激しい道がほとんどです。そのような険しい道を日々回送するに当たり、足回りやエンジン等に信頼性や耐久性があるのかを重視しています。
今回、コベルコクレーンからRK７００（X７００）と言う７０ｔラフタークレーンが発売になりました。そこでデモ走行を「いろは坂」にて行いました。

　当社が主に使っている機械はT社製です。この機械は坂道で３０キロ位でます。さてX７００はどうか！実際に走り始めると約２０キロ前後でした。
「ん～もう少し走ってほしいかも」

中禅寺湖に到着してオペレーターの第一声！
「エンジン音で運転中は何も聞こえな～い」
と言う声が・・・・・・・。やはり上り坂はエンジン全開なので、エンジン音も激しいらしい。運転席の真後ろのエンジンは近過ぎか。それと８輪ステアにするとスピードが２８キロ位になってしまいリターダが作動しないとのこと。

　なかなか画期的な部分も多いのですが、山岳地域で使いこなすにはもう少し改良が必要かも知れません。

　日増しに寒くなるこの時期。湯西川ダムでは２４時間体制で現場が進行中です。
特に夜間は冷えが厳しくなってきました。日中も所々、凍ったままの水たまりがあります。いつ白いものが降ってくるやら・・・・・・。