軽油の高騰
軽油の高騰
日本の物資を輸送するトラック。 そのトラックの燃料は主に軽油。
今年の1月と11月の単価を比較すると、1リッター当たり20円以上は値上がりしている。
「ゾク…ゾク…ゾク…」……文章を書いているだけでも寒気がしてきた。 ただでさえ冬なのに。
月間、約4万5千~5万リットルを購入している当社では……
1月と比較すると 45,000リットル×20円/リットル=900,000円の経費のアップ!
毎月、90万円の余裕はもともとない。 と言うことは……
「やばい!経費負けだ~」
軽油60円台のときに、どうにか数%の利益はかろうじて作れたが、現在は120円以上になろうとしている。
これじゃ先が思いやられる……。
こんなに軽油が高騰しているときだからこそ、道路特定財源の減税をしてもらいたい。 あまっているから一般財源にまわすなど、本来制定された税金の目的からも外れている。
国内物資のメイン輸送手段のトラック燃料が、数年前の倍の価格になるとは異常事態だ。 この異常事態に、もはや民間レベルでは対応できない。
公共の福祉にも直結する燃料価格の安定を国家レベルで緊急対応してほしい。
燃料高騰で民間の零細企業が苦しみぬいている時に、毎日流れるニュースは「守屋前次官」の収賄容疑。 ましてその妻も夫の職務を利用してやりたい放題。 国民から集めたお金を個人的に利用するとは……。
あるテレビではこのようなことは氷山の一角とも言っていた……。
本当にこんなことが頻繁に行われているのか。 燃料の高騰でもがき苦しむ零細企業。 その反面ゴルフ旅行接待漬けの前事務次官。 この国は狂っていないか。
せめて、石油の豊富な国に行きたいもんだ……。
2007年11月12日総合