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修理工場

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 平成13年タダノ製25tラフタークレーンの左のフロントハブ付近から油漏れがするということで、オイルシールを交換するため修理工場に入れて早速分解してみると……なんと!……シャフトが削られて傷が付いていました。

「なんじゃ~こりゃ~」

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 平成5年製の機械の時にはこのようなトラブルはなかったのですが、モデルチェンジをしてサスペンションが変わり、この機種になってから、当社でも度々このような修理をすることが増えました。

メーカーに問合せると、シャフトのガタが原因の一つだとも言っていました。 このガタを補正するには擦り減ったスラストワッシャーを交換しマイクロメーターを使い微調整が必要とのこと。

「そんなにシビアなのか……この足は」

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 メーカーの話では、車検の度にオイルシールは交換部品になっているそうですが、定期的なオイルシールの交換とシャフトの調整をしっかりやらないとこのトラブルは防げないと思いました。

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 当社では、できる限りその機械に乗るオペレーターを、整備士と一緒に立ち合わせて整備の助手をしてもらい、機械の仕組や整備方法を見てもらうようにしています。

この25tラフター、直径5cmのシャフトが4ヶ所で動きます。 ちなみに大型トラックはこの倍くらいはあるでしょう。 26.4tがこの直径5cmで動くことを考えると、無理な走行は控えなければならないとつくづく思います。

今回のこのシャフト。 1本、10万円以上です。 いずれにしても「いた~い」出費です。

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