ジェットパック -2-
ジェットパック
3台まとめ買いしたスーパーグレートのジェットパック(関連記事[07年6月])。 その中の一台の全塗装が無事終了し、早速、仕事になりました。
このジェットパックの全塗装はかなりの労力が必要です。 何と言ってもこの広い面積。
塗装に障害となるパーツをはずし、前に塗ってある塗装の表面を磨き、まず大沢運送色(ブルー:特別に配合した微妙な色!)を下塗りし、そし て本塗り。乾いたらマスキングし、白の下塗りをして、本塗り。乾いたら、パーツを取り付けて、看板の文字を貼り付け完成。
今年の夏は非常に暑いので、担当したメカニックの梶谷君もへとへとのようでしたが、今回の全塗装には特別に力が入っているようで、できばえは「お見事!!」。
新車よりも数倍つやつやしていて本当にきれいです。 かっこいい!!
そして、その後はタンク内の掃除。
タンク内にもぐり、箒で付着している粉を集め、集塵機で塵ひとつないようにすべて吸込みます。
更に、キャンバスという布を3ヶ所交換し、配管やバルブ付近も掃除。ホース類の内側もきれいにします。
最後に当社が積んでいる種類の粉を2~3t投入し、エアをためて、その粉を搬出します。
この工程を終了後、お客様にタンク内を確認してもらい初めて、納品する製品を積むことになります。
決め細やかな配合で変化する製品です。 混載だけはしないように、日頃からそのことには神経を尖らせて取組んでいます。
相変わらず「中身は何なの?」と言う質問を受けるのですが、最近では「いろいろですね」と答えます。
すると……意外にも……「そうなんだ」で会話も成立。
以前は事細かに説明していたのだけれど、まぁ聞く方もとりあえず聞いてみただけで、本当は「そんなの関係ない」と言う感じなのでしょう。
そのようなことで、突然ですが、ここで一句。
「タンク車の 中身はいつも オッパッピー」
2007年8月12日運送部