トラックが見つからない
トラックが見つからない
11月の中旬位から、運輸業者や重機関係の会社から、ちょくちょく電話がくるようになりました。
「トラック空いてないですか?」とか「25tラフター明日空いてないですか?」こんな感じ。
この状況は12月に入ると更に続き、毎日頻繁に電話がなりました。運輸業者で言うと、特に平ボディが見つからない。クレーンは山岳方面に行く仕事すべて。
そんなわけで、年末に向けて様々な物の動きが活発になってきたようです。 ただ、活発になった主な理由は景気がいいからではなくて、排気ガス規制や燃料価格のアップで、やめていく運輸業者やトラックを大幅に減車する会社がでていることもあるようです。 特に後継者がいない運輸業者は倒産しないまでも廃業に追い込まれていたりします。 クレーン業界で言うと、単価が下落してクレーン車が買い換えられない。 当然、機械は古い。 乗る人も古い。 エンジンやミッションもくたくた。 山岳地域への仕事等とんでもない……となるようです。
さぁこんな状態が続けば「運賃や作業料金が上がるのか!」と期待はするものの、なかなかその動きが見えてこない。 燃料が上がり、タイヤも上がり、トラックの価格も上がり、自分たちの購入するすべてのものが上がったのに、この業界はまだまだです。
この状況がもう少し続けば、ようやく業界にも明るい未来が見えてきそうな予感はするのですが……。
2007年は三菱の大型もモデルチェンジして価格が上がるようだし、今のうちにまとめ買いでもしておこうかとも思うのですが……そのエンジンが数年後の排ガス規制に早くから引っかかると悲しいし、先立つものは先立って利用し過ぎてるし。
まぁそれにしても……2006年が無事に終えられることを感謝して、2007年が良い年になることを期待しましょう!
2006年12月10日総合