電線の真下に大型のダンプカー 1
なぜか電線の真下
田んぼの路肩に大型のダンプカーがはまってしまいました。
その狭い道の上にはいろいろな電線が通っています。 なぜこうも条件の悪いところに落ちるのか……。 逆に言えば条件が悪いから落ちやすいのかなぁ。 荷物は12tも積んでいるし。
この道を通らないと工場に入れないために、当社のローリー車も足止めを食ってしまいました。
― ダンプ会社社長と私の電話での会話 ――――――――――
私 「できるだけ、壊れないように引き上げますが保障は出来ません。積んである荷物が降ろせないので、ボディが曲がる可能性もあります」
社長「どうにか曲がらないようにできませんか」
私 「なんとも言えません」
社長「○○を吊り上げて、○○をどうこう、○○こうやって……」
私 「電線はあるし、太い枝の杉の木はあるし、道は3.5mしかない。できればうちもやりたくありません。困難で危険な状況なのに文句を言われたのでは無理です。他をあたって下さい」
社長「わかりました。とにかく引き上げてください」
私 「念のため言いますが、ボディは曲がる可能性がありますから」
社長「はい。わかりました」
というやり取り後に引上げ作業がスタートしました。
同じ運輸業。 社長の気持ちは十分わかるのですが、こればかりは実際にやってみなければ何とも言えないのですよ。 毎回違う条件で100パーセントの結果は保証できません。 そんなことなら「こんなところに落とすなよ」という感じです。
まぁ気を取り直し……。
2006年2月10日重機部