大寒波の中で
大寒波でもやってます!
天気予報の予報通り、大寒波が来た時に日光地区もたくさん雪が積もりました。 その後も降ったり止んだりで、ほとんどとけません。道路も真っ白です。
毎年のことですが、公共事業の特性で雪の降る12月から3月にかけて現場が最盛期になります。 多くの工事が3月末の工期のため集中します。
こんな時期になるといつも思うのですが、年間を通じて一番寒くて仕事が難しい12月~3月が忙しくて、一番気候のいい5~8月位がとても暇になります。
一番気候のいいときに休んで、一番気候の厳しい時に仕事をするというこの慣例。 そのおかげで、当社のクレーン車は寒冷地仕様になっています。
タイヤは4本スタッドレス。 チェーンは特注のものを4本分。 燃料も当然、寒冷地用です。 バッテリーも比較的まめに交換し、エンジンオイルも一般よりもやわらかいタイプにしています。 万が一燃料が凍った場合のリカバリーに携帯用のガスバーナーも積んでいます。
オペレーターもこの時期になると目の色が変わります。 それと同時に話す言葉が一般の人と違います。
「少しくらい積もっているより、たくさん積もった方が走りやすい」とか「現場までタイヤの跡がないけど行けるところまで行ってみるから」とか……。
真冬の湯西川方面や川俣方面、そして男体山周辺。 大雪の中、毎日戦っています。
「習い性となる」と言いますが、実は、宇都宮の市街地よりも雪の現場の方が気疲れしないという、本当に地域に精通したオペレーターです。
2005年12月10日重機部