8月からスタートした栃木県庁の100tクローラですが、当初は太い鉄骨の柱も真下に見ていましたが、ようやく平らなところに上がってきました。

西側の工区の議会棟は、西山運輸機工さんの150tクローラが2台で建てています。 東側は中央クレーンさんの50tクローラです。

　真ん中の工区が本庁舎です。

50tクローラ、55tクローラ、80tクローラ、100tクローラの4台が常時稼動しています。 もう少しで大型のタワークレーンが設置されるので、それまでは4台体制で行く予定です。

　毎日まじめに仕事をしていて腹が立つのが耐震偽造問題。

テレビやラジオ、新聞で持ちきりのため、ますます建設業界のイメージダウンです。 こんなことが、この先進国の成熟した社会でこれほどまかり通っていたのかと思うと、 建設業界の関係者としても悲しくなります。

「武士は食わねど高楊枝」という日本人の気質はどこへ行ってしまったのか。

過度な競争社会でだまされずに生き抜くというのは本当に大変なものです。 何でもありで自分だけ食えれば他はお構いなし。 「地震が起きれば死んでしまえ！マンション」を販売し、 大金を平気で受け取れるその感覚。

これが氷山の一角でないことを祈るばかりです。