3月のニュースに載った55tクローラクレーンですが（記事はこちら[04年3月ニュース]）、その後、川治ダムでしっかりと稼動中です。

そして、6月中旬にはまた大きなクレーンが2台やってきます。

今回は550tオールテレーンクレーンと200tクローラクレーンが登場予定です。 そのための準備が5月下旬からスタートしました。

　200tクローラクレーン用の台船は100tオールテレーンクレーンで組み立てました。

全部で65基の台船です。 なんと約270坪！！ この上で生活できそうです。 分譲すれば５世帯は暮らせますね。

　台船は1基あたり、3.7t位あります。 ダムの真横から下に降ろすのに、100tクレーンまでは必要ないような気がしますが、ダムには法面があるので見た目よりも作業半径が長くなり、実測すると23～25m位離れてしまいます。

　来月のニュースには、ダムの上に浮かんだ大きなクレーンを載せる予定です。 マニアックな方には特におすすめです。お楽しみに！

　栃木県クレーン協会主催で、第2回の技能大会が開催されました。 当社でも2名出場し「基本」「応用」「筆字」の3部門の中で、一番難しい「応用」で、渡辺君が3位入賞となりました。

来年は優勝したいと言っていましたが、まだ他のオペレーターも控えているので、社内で予選でもやろうかと考えています。

　5月は公共事業が一段落するので、例年通り少々暇な感じでした。

業種にもよるとは思いますが、現在マスコミで言うほど景気が良くなっている実感がありません。 年々税収も減るようですが、地方では公共事業が減るとますます減ることでしょう。

地銀の破綻の影響もあるとは思いますが、観光が低迷し、工業団地もないところでは、産業が少なく本当に厳しい限りです。 いっそのこと10年くらい続けてたくさん公共事業をやれば、地方にも「お金」が回ってくるのではないのでしょうか。 なんか東京と愛知ばっかりのような気がします。

それにつけても「税収が減った！」みなさん痛みを分かち合うために「増税です！」なんていうことにならなければいいんですがねぇ……。 　死んだ社長も簡単に生き返らせる技術より、景気を良くする技術の方が容易いのではないですかね。

突然ですが、ここで一句
「イラクにも　排ガス規制　かけようよ」

きりがないのでまた来月。