25tラフターのエンジンが……!
緊急出動! エンジンが……?
「エンジンがいつもより調子いいなぁ。エンジン音がかろやかだ」(オペレーター談)
これが壊れる前のエンジンの状態だったらしい。 その後、数分後にエンジンが止まり、道端でエンジンストップ。 降りてエンジンを見たらオイルが漏れて道路にべっとり。 そのようなことで、動かない25tラフタークレーンを、当社の修理工場まで 運ぶことになりました。
「緊急出動だー!」と言ったものの、でもどう運ぼうか? 動かない鉄の塊25tを……。
そこで今回は50tラフターと低床トレーラーを出動させることにしました。
「何が始まるんだ?」と周りで見ていた人が言いました。
「クレーンでクレーンを引張ります」と教えてあげましたが、やっぱり一般の人にはちんぷんかんぷんみたいでした。
無事トレーラーに積み込み会社まで帰りました。 エンジントラブルの原因ですが「寿命でしょう」とメカニックから言われました。
オイル交換は定期的にしていますが、当社の主な仕事は坂道の険しい山岳方面ばかりなので、負担も普通より多いのが主な原因のようです。(93年製のFXですから)
工場に入れて早速エンジンをはずし、新しいエンジンをのせかえました。
当社でも、一番古い機械なのでこのまま廃車にしようかとも考えましたが、どちらにしても動かないと二束三文だし、エンジン交換すればまだまだ支障がないので直して使うことにしました。
このような緊急時の対応は、運送部、重機部、修理工場の連携で、それぞれが技術を持ち寄り、スピーディーな対応をしています。 絶対に壊れない機械はありません。 故障やアクシデントのときに、いかにその状況を乗り越えて、次の手を打っていくかが重要だと考えています。
どんなときにも、お客様にご迷惑をお掛けしないように、そして満足をしてもらえるように日々努力です。
2004年2月10日総合