ホルムスSD12000
レッカー車のお話し
当社では、4年程前にレッカー車を導入しました。 アメリカ製のホルムスSD12000というアンダーリフトがついています。 すごいパワーです。
レッカー車の導入前は、ユニック車やセフティローダー、ラフタークレーン等を使って事故処理や故障車への対応をしていました。 しかし、年々箱車やウイング車のような車高の高い車種が増えてきたため、荷台に積載しなくても移動できるようにしようということで導入に至りました。
このレッカー車には、アンダーリフトのほかに、ユニック、ウインチ、コンプレッサーが付いており、いろいろな場面で活躍しています。 特にコンプレッサーは当社の仕事の関連で重宝しています。
例えば重機部では、ラフタークレーンで険しい山岳地帯にいくことが多いので、山奥で急にパンクをすると、スペアタイヤをつんでタイヤ交換に緊急出動します。
ラフタークレーンのタイヤは、大きくて重量も重いので、ユニックで積み降ろし、コンプレッサーでインパクトレンチを回し交換したりしています。 ほんと楽ですよ。
また、運送部の方ではトラックの急な故障等の際にも、レッカー車が緊急出動して、納品する品物を最優先で届ける体制をとっております。
7月は運送部の低床トレーラーと重機部の50tラフタークレーン、そしてレッカー部のレッカー車のコラボレーションで、エンジンが動かなくて、ブレーキもきかない除雪車(約20t)の荷卸を行いました。
トレーラーヘッドをとり、50tラフターでトレーラーを吊上げ傾斜をつけます。
除雪車が転げ落ちないよう、レッカー車のウインチで引張りながら降ろしました。
2003年7月10日レッカー部