川俣ダム 150tクローラ撤去
川俣ダム 150tクローラ撤去
紅葉の季節も過ぎ去り、とても寒い中で解体作業が始まりました。
現場が狭いため、ジブの取り外しは地上を通り越し空中作業となりました。 ダブル安全帯、セフティーロック、ライフジャケットを使用してと念には念を入れ、作業を行いました。
クローラクレーンの本体を軽くするため、はずせるものは全部取り外しました。
50tラフタ―2台を使っての合吊り作業です。 トレーラーが入れないので、トラックに載せて広いところまで移動しました。
帰り道は狭いシェルターの急カーブで、更に角度のきつい上り坂ですが、何の支障もなく無事でることができました。 ベテランのなせる業です。
約7ヶ月間の工期でした。
いろいろありましたが「人と車で価値ある創造」の通り、経験豊富な技術者と多彩な車両を駆使して考え抜けば、不可能も可能にできるものだと思いました。
2002年11月10日重機部