高所の吊り込みは86m

那須塩原市内で煙突の解体作業のため、220tオールテレーンクレーンで廃材の上げ下ろしをしています。
機種はタダノ製「ATF―220N―5.1」、ブーム長さは68m、油圧チルトジブは最大で36mのところ今回は18mです。カウンタウエイトはフルスペックの71t。
68m+18m=86mの高さになると、クレーンの運転席からは吊荷が見えません。ましてフックはいつも足場や煙突の中なので、無線での合図が重要になります。合図を聞きながら先端についているカメラで状況を把握して、クレーンの操作します。


高所での吊り込みは、神経を集中させて微調整の操作の連続。冬期ということもあり那須連山からの強風もありましたが、無事に撤去することができました。無事故無災害で終了して本当によかったです。
2025年2月28日重機部