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物価高と消費税

 「物価高」が当然の時代になりトラックやクレーンの本体価格も上がり続けている。そして連動して高い10%の消費税。高額なものには本当に堪える。そこに来て金利も着々と上昇中。お金を借りるのにも二の足を踏む。こんな世の中では「設備投資」をする気持ちは薄れていく一方だ。この状況、岸田さんのせいとは言わないが、いったい誰のせいなのだろうか・・・。
 約4年前に導入したタダノ製の220tオールテレーンクレーン。同じ性能の機種を今、注文すると10ヶ月待ちで、価格はなんと4年前の約6千万円アップ!値上げ分の金額だけで60tラフタークレーンも買えてしまう。恐るべし価格の上昇だ。こんなことなら「もう一台買っておけば良かったかも」と思うが、きっと4年後は更に価格が上がり「なぜ4年前に決断しなかったのか」と嘆いているかも知れない。
 さて、その220t。10月は橋梁の解体現場で稼働中。



 現行の220tクレーンは税込みで3億円以上。消費税分で、ランボルギーニウラカンも買える。減税するなら、燃料価格が落ち着くまでの期限付きでいいから5%にしてほしい。物価高の10%は設備の更新も思考停止にさせる。

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