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初めての移植作業

 世界最長の並木道としてギネス世界記録に登録されている日光杉並木。植樹から約400年経過した今も12,500本くらいの杉があります。そして国内で唯一、国の特別史跡及び特別天然記念物の二重指定を受けています。
 この歴史のある日光杉並木の間に、近々道路を作ることになり杉の木を移設のため220tオールテレーンクレーンで吊上げることになりました。

 一般的には公共物を作る際に支障になる木等があれば伐採することが多いのですが、特別天然記念物の杉の木は簡単に伐採できません。この移植のために数年前から専門の造園屋さんが「根まわし」をして準備を進めていました。


 植え替える場所は砂利道の旧道です。道幅も狭く大型クレーンをセットするにも制約があります。そこでブームの組立にリフターを使用しました。日光杉並木を移植する初めて仕事でしたが無事に移植を完了できました。

【220tオールテレーンクレーン作業風景】

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