駆け込めない
来年の10月に消費税が2%追加されて10%になるようだ。8%になる時にも駆け込み需要があった。今回も同様にその動きは出てくると思う。
しかしトラックについてはどうなるのか微妙だ。なにしろ平ボディ関係の納期は1年以上。セフティローダー関係は相変わらずの2年以上。来年の10月前にはもう納車にならない。
車両価格も年々上がり続けている。7月に納車になった12t積載の小型移動式クレーン付きのトラック(通称:12tユニック車)は、1,900~2,000万円となっている。10年前なら1,600~1,700万円位。200~300万は値上がりしている。
さらに2019年3月以降からは、法改正により小型移動式クレーンに安全装置が追加される。この機能で50~60万円アップになると聞いている。そのため現行機種はすでに完売とも・・・。
増税前に駆け込めないトラック。そして安全装置や排ガス装置の追加で上がり続ける車両価格。物によってはこれまでと同様に使える現行型のクレーンを載せた新古車が、新車よりも高値で売れることもあるそうだ。目まぐるしい世の中になったとつくづく思う。
2018年10月31日運送部