車で行けない
大型ダンプカーを分解することになり、数日かけて修理工場で分解作業をしました。納品先の現場の都合上、5t以下という制約があるため大きく分けて3ブロック(シャーシ、ダンプボデイ、エンジンミッション)に分割しました。
現場は市内の山奥。林道を走り現場へ向かいます。
積んできたダンプカーは25tラフタークレーンで降ろして、次の準備に取り掛かります。
25tラフタークレーンで指定の場所へ降ろして、ケーブルクレーンに吊り替えます。車で行く道のない800m先の谷底へ移動です。
3名の整備士はモノレールに20分程乗って、谷底まで移動してダンプカーの組立作業に入ります。機材の整った修理工場とは違って、現場で組み上げるのはとても苦労します。そしてなぜか集まってくるアブ。強い日差しとブンブン集まるアブと格闘しながら何とかダンプカーを組立ました。
修理工場を中心に、運送部、重機部と連携して、無事にダンプカーを現場へ運び、作業ができるようになりました。
これからしばらくの間、ダンプカーの稼働があるようですが、最後まで故障のないことを願っております。がんばれ!「三菱ふそう・ザ・グレート」!
2018年7月31日総合